女子高生アイドル石井美音奈、世志琥に返り討ちも涙の年内デビュー宣言!

2017.07.29


アイドルユニット『Kiss Bee』メンバーの18歳、石井美音奈が、女子プロレスラーの世志琥を相手に公開エキシビジョンを行った。世志琥は煽りVで「壊し屋」と紹介された。美音奈は年内に格闘技デビューを目指しており、小見川道大の道場で練習を積んできた。

リングに登場した美音奈は「今回、私の格闘技デビューが本気であることを皆さんに伝えるためにこの舞台に立ちました。今回のトレーニングマッチの相手はこの方です。世志琥! 出てこいや!」と呼び込む。


世志琥は「どうも、SEAdLINNNGの世志琥です。おめー、今うちのこと呼び捨てにしただろ? …笑ってんじゃねーよ! まあいいや、とりあえず、ミット。ミットやってみろ」と諭す。

世志琥がミットを持ち、美音奈がそこへワンツーやミドルキックを打ち込んでいく。


世志琥は「まあ、やるじゃねーか。どうですか、お客さん? でもな、試合になったらこんなんクソの役にも立たねーんだよ。お前は今日、本気を見せに来たんだろ? お客さん、こいつの本気見たいですよね? うちと相撲をとれ。五番勝負。うちから一本でも取ったらお前の本気度認めてやるから、本気で来いよ」と告げ、なぜか相撲勝負となった。


世志琥が2本目まで楽々投げとばす。それもそのはず、まず体格差が際立っている。40キロ近く世志琥が重いのではないか。

ファイティングポーズをとった美音奈に世志琥は歩いて近づいていき、バックに回った美音奈を投げとばす。


美音奈はタックルを仕掛ける。世志琥は投げるが美音奈は着地。美音奈は小見川に投げるコツを教わっていた一本背負いを狙うが、世志琥はビクともせず、スリーパースイングでグルングルン振り回されて下に落とされた。美音奈ファンが見たら卒倒しそうな光景が、闘技場で繰り広げられている。


苦しそうにリングに倒れる美音奈だったが、なんとか立ち上がると走り込み、世志琥の顔面に右手で思いっきりビンタ。続けてミドルキック連打。世志琥はその足を掴み、かつぐが、もつれて美音奈は落下。


ここまでで相撲では5回負けのはずだが、さらに美音奈は組み付くと、世志琥はカナディアン・ブリーカーで軽々とかつぎ上げ、回って投げ捨て、キャメルクラッチ(らくだ固め)で美音奈の腰をエビ反りにしぼり上げた。美音奈はとうとう泣き出し、ギブアップはしなかったがレフェリーが試合を止めた。


世志琥は「お前、今、うちのこと張ったよな。あ? まあその根性だけは認めてやるけどな。今日こうやってお客さん見守ってくれてんだろ。お前こんなんじゃまだまだ、プロのリングに上がれない。もっと頑張れよ! うちもお前のこと、よ~く覚えといてやるからな。最後はしっかり、お前の口からお客さんに挨拶しろ」とマイクで告げ、会場を去る。



マイクを持った美音奈は声をあげて泣いたが、「なんか、小見川さんに応援してもらったのに、こんな結果になってごんなさい。でも、こんな弱いってわかってても、それでも一緒に闘ってくれた世志琥さんとか、見に来てくれた人達になんだろう、感謝(拍手)。でも絶対にデビューまでにはもっと強くなって、絶対みんなのことを見返すので、応援の方よろしくお願いします」と挨拶した。



【トレーニングマッチ後のコメント】

世志琥はコメントスペースで、不満を淡々とぶちまけた。

「全然まだまだでしょ。あんなんじゃうちに一本どころか、何もできなかっただろ。あんな素人に二、三本毛が生えたようなやつに負けるつもりもなかったし、今日はうちが勝つとかじゃなくて、アイツの本気を見たかったんだよ。ホントにデビューするつもりがあるんだったら、もっと本気で練習して、ちゃんとプロとしてリングに上ってください」

やる気は感じられたか尋ねると、「んー……どうなんでしょうね。でももっともっと、ホントにやりたいんだったら、ホントにプロとしてリングに上がりたいんだったら、もっともっとやる気を出すべきだと思いますよ」と答えた。


美音奈は、リング上での涙とは対照的に、晴れやかな顔でコメントブースに姿を現した。

「試合中のことはあんまり覚えてなくて、とりあえず無我夢中でやっていたので覚えてないんですけど、ホントびくともしなくて……。自分の実力こんなもんだったんだな、っていうのはちょっとありました。でも、あんな選手と闘った自分を、今は褒めたいなって。試合が終わって今すごくスッキリしていて、自分をほめたいなって思いました」

改めて格闘家デビューするという実感はわいたか尋ねると、「練習してまだ2カ月しか経ってないんですけど、このままだとホントやばいなっていう。半年でデビューするって言っていたのに、大丈夫かなっていう不安はちょっとありますけど。でも、小見川先生とか、SEI☆ZAのみんながすごく優しく教えてくれてるので、それに応えられるように頑張りたいなって思ってます」

小見川選手からは今どんな技を習っているか聞くと、「何も出来ないので、パンチの基礎から教えてもらってるんですけど、この間、一本釣りと……一本背負い? と、小見川先生が得意な巴投げを教えてもらいました! (一本背負いを今日は)3回やりました! (でも)もう、びくともしなくて! 小見川先生にはやり方を教えてもらって、こうやればいけるんだよってやり方を教えてもらったんですけど、全く動かなくて!(笑)」

スリーパーで振り回されたときは、「ヤバかったです……。投げられること自体が初めてだったので、『やばい…やばい…』みたいな感じです。あんまり、その時どんな感じだったかは覚えてないです」

世志琥が「ホントにプロとしてリングに上がりたいんだったら、もっとやる気を出すべき」とコメントしていたことを伝えると、ちょっと困った顔をして、「自分の中ではアレが精一杯なんですよ。でも、デビューするにあたっては、やっぱりまだまだだなぁと思いますね」

格闘技の練習がkiss Beeの活動やダンスなどにも活かされているようで、「ランニングとかトレーニングとか、格闘技をやることで体幹も鍛えられるので、そういう意味ではほんとに色んな所に役に立ってるなと思います」

自分に一番足りないものは「やっぱり、まだ何も身についていないので、パンチにしろ、技にしろ、もっとパターンを増やしたり、それを強くすること……。ホントにまだ練習が足りないなって思いますね」

アイドルとしての自分を応援しているファンに、格闘技をやっている自分のどういうところを応援してほしいと思いますか、という問いには、「私、普段はヘラヘラしてるんですよ。だけど、格闘技をしている真剣な一面とか、普段と違った自分を見せられたり、自分は本気なんだっていうのが伝えられたらいいなと思います。違った一面を見て、応援してほしいなって思います」と笑顔で答えた。

文/安西伸一

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